リフォーム施工例

建物被害、人的被害、近隣【軒先雪止】屋根雪落下による危険を未然に防ぐ

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お客様のご要望

高床式の我が家は前面道路に長く接しています。道路面の屋根は形状､風向きなどの条件から大きな雪庇ができます。下屋は雪庇落とし(ポール)で対応していますが本屋までは届きません。
幸い今までは落雪による事故は無かったのですが､軒下は近所の方がゴミ出しに通る道なので毎冬の心配事。屋根に上がって落とすには危険な場所です。電気式の軒先ヒーターなどを検討してきましたが､効果とコストを考えるとなかなか設置には至りませんでした。

受注のキッカケ

我が家のように軒下の通行人への被害の可能性はもちろん､いろいろな危険が考えられます。

・雪庇落下時の建物(雨樋､下屋根､ｴｱｺﾝ室外機､ｱﾙﾐｻﾝﾙｰﾑの屋根など)の損傷。
・軒下の落雪被害(車､ｶｰﾎﾟｰﾄ､庭木など)。
・雪庇､つららの落下事故(玄関の出入り､通行中の人､車)。
・隣地･隣家への落雪によるトラブル。
・すがもれ現象による雨漏り。

昨秋､屋根屋さんの紹介で軒先雪止「スノーヴィクトリー」を取付けてみることにしました。部分的な設置が可能なこと､熱源(電気や灯油･ガス)不要な点から､とりあえずその効果を見てみようと・・

施工のポイント

軒先に屋根面と積もった雪の間に空間を作ることで雪の迫り出しを防ぎ､自然の温度で雪を融かします。
金網部内側の空気層により､つららの発生を防ぎます。

商品は長さ900/600/300､幅400/200､出隅用/入隅用､高耐食メッキ鋼板(黒塗装品)/オールステンレス(黒塗装品)などバリエーション豊富。また横葺き用/瓦棒用など屋根に応じた固定金具､針金による結束施工も可能なのでほとんどの屋根に対応できます。

雪止金具の付いていない屋根､急こう配の屋根への取付けはご相談ください。

お客様の喜びの声

雪の降り方にもよりますが､いつも積雪８０ｃｍくらいから雪庇ができていました。暖気と降雪が繰り返されるとどんどんと迫り出していました。
今冬は大雪でしたが積雪量１Ｍを超えても雪庇はできず､きれいに真っすぐに雪が積もっていく感じです。下から見上げても恐怖感なく､予想以上の効果でした。雪の迫り出しを「力」で止めるのではなく「空気」で止めるイメージ。ランニングコストの心配もありません。
長い間悩まされてきた冬の心配事が思いのほか簡単に解決しました。お客様から落雪による危険について多くのお悩み相談を受けてきましたが､実体験からもおすすめ出来る商品です。【保科】

積雪が１.５Ｍを超えてからの新雪は少しかぶってくる印象ですが､大きな雪庇になる心配はなさそうです。
ただし屋根の雪下ろし作業の際は､軒先が落としにくくなると思います。

施工例写真

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物件スペック